指導者の独り言②

  • New! 2026/03/08 更新

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10期生のラストゲームで思うこと。

もう卒部式まで集まることがないと思っていた10期生のラストゲームが市長杯という形でもう一度みんなの試合を観ることができた。
県リーグの兼ね合いもあり最初の予選リーグ2試合しか帯同することができなかったが受験を終えた選手達が集まってくれた。
もちろん練習には参加してくれていましたが対外試合は昨年末にBUDDYさん、カメリアさん、グーリッドさんとさせていただき2ヶ月ぶり。

予選
2月22日
グランロッサ 引き分け
ワンソウル  引き分け

2月28日
ファルベン  勝ち

3月7日
準決勝
カメリア PK負け

久しぶりに真剣勝負ではあるが、ストレスから放たれた選手は笑顔が溢れ生き生きとしていた。
フットブレインで佐伯さんが仰られていたビジャレアルの育成方針であるクラブの目標設定。

サッカーを楽しむなどの自己肯定感を上げる「自我目標」
逆足で蹴れるようになるなどの「課題目標」
次の試合で得点を決めるなどの「達成目標」
全国大会に出場や優勝するなどの「成果目標」

この目標設定が本来高すぎるものになり選手の成長の妨げになっていないか。高い目標設定が時にコーチの圧力、言葉のパワハラになっていないかなどを話されていた。
指導者は常に余白を持つことが大切だと。

私自身、結果を出すことがクラブの存在意義で、結果を出さないと選手が集まらないのではないかと一時期勘違いしていたことは事実。本来のクラブチームの在り方は育成であり一人一人がサッカーの成長はもちろんではあるが、それ以上に人としての価値、人間力を上げることが本来クラブがするべきことではないかと考えていた。
サルツに入った子達がサルツに入って良かった。サルツに預けてくれた親御さんがサルツに入ってサッカーがもっと楽しくなった。大好きになった。家でできなかったことが、私生活でできなかったことができるようになった。子どもの笑顔が増えたと思ってもらえるクラブになるべきではないか。

いろんなチームがあり、いろんな考え方があり、そんな中でもサルツって何?って聞かれた時にそんなクラブでありたいと今は思っている。

「全ては子どもの為に」が我々のクラブスタイル。

子ども達一人一人をしっかり見て、そのための距離感を大切にし余白を持ってこれからも育成に携わりたい。

もちろん勝たなくて良いというわけではなく、適度なストレスを与え、個々の課題目標や達成目標の行き着く先に成果目標すなわち勝利を飾ることができれば良いと思う。